【復活!やまのぼらー】第1話-離れていた山からの誘い

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やまのぼらーからの離脱

やまのぼらーとは、山に登る人のこと。
山に登っているおじいちゃんもおばあちゃんも、山にはまりだした山ガールも山ボーイも、みんなみんなやまのぼらー!

私は、高校まではバリバリと山に登っているやまのぼらーでした。小学校の頃は、近所の児童館で毎月行われる山登りの企画に参加し、中学校ではワンダーフォーゲル部に所属、高校では山岳部に所属し、部活動の日はひたすらに筋トレを繰り返し、体を鍛え、山に登っていました。

しかし、どんなものにもつきものだとは思いますが、山と距離を置きたくなる時期が私にもありました。
タイミングが悪かったこともあるでしょう。高校2年生の夏、部活で沢登りに向かった私たちは、運悪く遭難してしまいました。
遭難したことで山に対する怖さを覚え、なんとなく嫌だなぁという気持ちを残したまま、3年生の春に部活動の引退を迎えました。
そして、大学受験勉強へと突入していき、家に引きこもって勉強を続ける日々になりました。
その影響で、私はどんどん太り、山登りはおろか、運動することすら億劫になってしまいました。

大学に入学した私は、高校まで続けてきた山を少々意識して、サークルのワンダーフォーゲル部を見学に行きましたが、これまで私のやってきた登山とは違い、海やスキーなど、山も含めた自然の中で遊ぼう!という雰囲気のサークルだったので、あまり興味をそそられませんでした。
そのため、気になっていた合唱のサークルに入り、文化サークル的な活動をして、山登りからはどんどん離れていきました。
サークルの仲間と、高尾山に遊びに行くことは2回ほどありましたが、その程度の活動しか行いませんでした。

「山に登ることはもう無いんだろうな・・・」そんなことさえ思っていました。

山が呼ぶ

大学を卒業し、社会人になった私はモヤモヤとした日々を過ごしていました。
当時、仕事が劇的に忙しかったこともあり、いろいろな事に疑問をいただきつつ、なぜ生きているのかに疑問をいだきつつ過ごしていました。

転機が訪れたのは、2015年の夏。
デスクワークの私は、このまま運動不足が続くのは良くないと考え、散歩をしたりしていましたが、どうにも物足りない。
そして、休みの日なのに楽しいこともない。ただひたすらに体を休ませるだけの休日。

様々なモヤモヤを全部吹き飛ばしてしまいたくなった私は、人間社会から離れた場所に行こうと強く思い始めました。
気持ちの良い風に吹かれて、新鮮な空気をたくさん吸って。

辛かった記憶もある、それでも、もう一度行ってみたい。

そう、山へ…!

その日、すでにお昼が近づいていましたが、心にともった炎はメラメラと勢いを増して燃え盛り始めました。
その熱は、私を行動に移させるには十分でした。

こうして私は、やまのぼらー復活への一歩を踏み出したのです。

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