第3話-太古沖縄の海を感じる

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沖縄みやげ

那覇から、1日目の宿泊場所に向かう道すがら、沖縄のスーパーマーケットを見かけたので寄り道をしました。
沖縄のお土産として超有名な「ちんすこう」が、スーパーなら安く売っているという情報を事前に入手していたため、寄らせてもらいました。
沖縄土産にちんすこうを買ってくる人は多いため、時々、飽きたという声を聞きますが、私はちんすこうが大好きなので、大量に買い占めて帰ろうと考えていました。
そのために、80Lもの大きなザックを持ってきたのです。

【ちんすこうはおいしい】

ちんすこうの中でも、最近流行っているのは「雪塩ちんすこう」と言って、宮古島の塩(雪塩)を使っているというちんすこうです。
しかし、私が好きなのは塩ちんすこうではなく、また、色のついたちんすこうでもなく、プレーンのちんすこうです。
ほどよい甘さ、素朴な味わい、それらが合わさって醸し出す沖縄の味。これを求めて私は沖縄に来ました。

沖縄4大スーパーの一つ「かねひで」さんにお邪魔し、お菓子のコーナーを探すと、ちんすこうがありました。
お土産用にお土産ショップで売っているちんすこうは高いですが、地元の人向けのちんすこうは安く手に入ります。一袋に2本入っているもので20円、1本10円計算です。
このスーパーには、10袋入りのものが売っていました。場所によっては、15袋入りのものも売っています。
食べ比べのために、いくつかのちんすこうを購入しました。

猿人の湯

スーパーかねひでを経由し、おつまみも買えたところで、宿泊場所へと向かいます。
当初の計画では、沖縄本島の最南端を経由する予定でしたが、すでに暗くなり始めていたため、行っても何も見えないだろうと判断し、ショートカットすることにしました。
那覇から東方面に進路を取り、南城市を目指します。
南城市にある「ユインチホテル南城」というホテルが、本日の宿です。

ユインチホテル南城ホームページ

ユインチホテル南城は、丘の上に建っているため、太平洋側の海を一望することができます。
そして、このホテルの目玉の一つである「猿人の湯」は、地下1,500~2,000メートルほどからくみ上げている温泉で、太古の海水が含まれています。

到着した私たちは、まず温泉へと向かいました。沖縄の暑い気温でかいた汗を流します。
猿人の湯は、太古の海水が含まれているだけあり、舐めてみたところ、かなりしょっぱさを感じました。
温泉の濃さとしては、現在の海水の80%ほどのようです。そのため、温泉としてはかなり濃い方の部類に入ると思われます。

そして、大きな窓の外には、街の夜景が見えていました。夜景が見えているのは手前のみで、奥には真っ暗な空間が見えました。
明らかに、オーシャンビューが期待できる環境でしたので、翌朝もう一度お風呂に入りに来ることを誓いました。

部屋に戻り、少々お酒を入れながら、ちんすこうの食べ比べをしながら、2日目以降の計画を練りました。
ちんすこうは、やはりプレーン味のちんすこうが最もおいしかったので、お土産として購入するのはプレーン味と決めました。

【作戦会議】

こうして、綺麗な部屋、寝心地の良いベッドの中で、初日の旅を終えました。
しかし、実はこの旅において、日に日に宿泊施設のレベルは下がっていくことを私はまだ知りませんでした。

2日目に続く

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