第6話-沖縄縦断の旅

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北へ!

2日目の予定は、とにかく大移動をする日となっていました。ひとまずの目的地は沖縄本島最北端の辺戸岬です。
そこに行くまでに、いくつか寄り道をしていこうという計画でした。

沖縄の中心を南北に通っている沖縄自動車道を利用し、一気に沖縄の北方面へと足を延ばします。
最初に立ち寄ったのは、宜野座にある道の駅ぎのざ。新しくできたという話でしたので、見に行ってみたところ、とてもきれいな道の駅がありました。
建物の裏には浅い水遊び場があり、子供たちが楽しそうに遊んでいました。

【おいしそうなスイカも売ってました!】

道路を挟んですぐに綺麗な海も見えていて、とても素敵な場所でした。
沖縄には、景色のキレイな場所ばかりがあって、私はとても楽しんでいました。

道の駅でも私はキンキンに冷えたさんぴん茶を買い込み、移動中はとにかく飲み続けていました。それほどさんぴん茶はおいしくハマってしまう危険な飲み物でした。

再び移動を始めると、珍しいものを見られました。
干潮の時間帯だったのですが、大潮が近づいていたことがあり、浅瀬の水が引いてしまっていました。
沖縄の人にとっては珍しくないのかもしれませんが、私は地球の大きな動きを感じられたようで、少々感動していました。
干上がった砂の上を、川のように水が流れている場所もあり、水の動き的にも興味深い世界でした。

【引き潮で浅瀬が見えています】

幻のいしぐふー麺

沖縄には、幻と呼ばれる「いしぐふー麺」が存在します。営業時間もお昼の限られた時間だけ、麺がなくなり次第営業終了するそのお店は、沖縄県のやや北側、名護市にありました。
宜野座から東側の海沿いを北に進むにつれて、道はどんどんと森に囲まれていき、はたしてこんな所にお食事処があるのかと不安になる中、そのカフェは突然、姿を現しました。

沖縄そば専門店のいしぐふーやんばる店です。
友人のI曰く、沖縄そばは、バリエーション豊富にアレンジがやりにくいため、どうしても似たり寄ったりになってしまうようですが、この「いしぐふー」の沖縄そばは、しっかりとオリジナリティを出しつつ非常においしいオススメの沖縄そばということで、連れて行ってもらいました。

【手作り感のある建物がかわいい】

お店の外観は、なんともおとぎ話に出てきそうな手作り感のある建物となっていて、雰囲気からおいしそうな料理が食べられそうな気配を醸し出していました。

運良く、並ぶことなく席に通してもらえて、いしぐふー麺を注文。
餃子もついでに頼み、「ジューシー」も頼もうとしましたが、本日すでに売り切れとのことでライスを頼みました。
じゅーしーとは、沖縄の炊き込みご飯のようなものです。後ほど食べましたが、非常においしいです。

それでは、話題が逸れましたがご覧いただきましょう。幻のいしぐふー麺です。

【これが、幻のいしぐふー麺!】

見た目からすでにおいしさが伝わってきますね。私は、おいしいことを確信しました。食べてみると、第一印象としてはあっさり系。しかし、さっぱりしているわけではなく、肉のうまみが凝縮されているスープの味が広がります。
麺は、素朴な雰囲気を漂わせながら、味わいのある印象となっていて、麺もスープも本来であれば両立させることが困難な味を同時に味あわせてくれるという、それはそれは幻と言う名にふさわしいおいしさでした。

お腹を満たした私たちは、さらに北上して行きました。(2日目はお腹を満たしてばかりです。)

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