太陽系について

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太陽系とは

みなさんは普段、宇宙の大きな構造を意識することなく暮らしているかと思いますが、私たちが安全に暮らせているこの地球は、太陽の恩恵を非常に多く受けています。
太陽の恩恵を受けられるのは、地球が太陽系に属しているためです。それでは、その太陽系とは何か、詳しく見ていきましょう。

【太陽系の惑星たち-イメージ画像】

太陽系とは、太陽を含め、周りを公転する天体で構成された構造です。中心の太陽、8つの惑星と5つの準惑星、多数の小さな天体が含まれています。
太陽系は、「天の川銀河」という渦巻銀河に所属しています。天の川銀河の中心から約25,000光年の距離、銀河の中心から縁までの約4分の3のあたりに位置しています。

【銀河内の太陽系の位置-(c)NASA/Adler/U. Chicago/Wesleyan/JPL-Caltech】

太陽系がどこまで広がっているかについては、所説ありますが、太陽から約1光年の距離にあると考えられている「オールトの雲」が太陽系と外側との境になっていると考えられています。
オールトの雲に属する天体が非常に小さく、地球からの距離も遠いために直接観測されたことが無く、あくまで仮説の域を出ませんが、太陽の近くまで飛来した彗星の軌道を計算すると、それぐらいの距離から来ている事が分かり、小天体がたくさんある、彗星の巣のような存在を予測することが出来ているようです。

太陽系の誕生

太陽系は、今から約46億年前、太陽の誕生と共に形成されました。
複数の恒星が生まれるような濃度の高い星間ガス地帯の中で、太陽も生まれたと考えられています。理由は、太陽系の中に超新星爆発によってのみ形成される元素が見つかっているためです。つまり、他の恒星が寿命を迎え、超新星爆発を引き起こした衝撃波の影響でガスが寄り集まり、太陽を形成するに至った可能性があるということです。

太陽が生まれ、原始惑星系円盤の中で徐々に小天体が衝突を繰り返し、微惑星が形成されていきました。微惑星は衝突を繰り返し、原始惑星として成長をしていきます。
原始惑星も衝突をし、現在の太陽系の姿になりました。
300万年から1000万年後には、太陽風の影響で、原始惑星系円盤のガスやチリは太陽系の外側に吹き飛ばされ、惑星の成長は止まったと考えられています。

太陽

【太陽-NASA】

太陽は、太陽系の中心の恒星で、太陽系の質量のうち、99.86%を占めています。
直径は約139万2000kmと、地球の直径の約109倍の大きさです。

誕生から約46億年が経過していると考えられており、寿命の半分を過ぎた頃だと考えられています。

太陽についての詳しい解説はこちら!(工事中)

太陽系の惑星

太陽系には、8つの惑星があります。
地球型惑星の「水星」「金星」「地球」「火星」、木星型惑星の「木星」「土星」、天王星型惑星の「天王星」「海王星」です。

2006年までは「冥王星」という天体が太陽系の第9惑星とされていましたが、国際天文学連合による「惑星」の再定義により、冥王星は惑星から外され、準惑星として扱われるようになりました。

各惑星についての詳しい解説はこちら!(工事中)

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