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第8話-沖縄の大きな山
大石林山
辺戸岬からも見ることが出来る大きな山、ここも沖縄の聖地です。
【辺戸岬から見える大石林山】
事前に入場チケットをネットで購入しておくと安いという情報を仕入れたので、ネットで購入しました。
施設に入場してからは専用のバスに揺られて大石林山へと入山します。
入り口には看板があり、看板の上にヤンバルクイナがいるように見えたのですが、ただの置物でした。笑
【大石林山入り口!】
入り口からも岩々している景色が見え、これからその森の中に入っていきます。
森の中は、ガジュマルの木や、ソテツといった植物が生息していて、東京出身の私にとっては非常に興味深い植生をしていました。
森の中は、意外にもバリアフリーが進んでいて、車いすの人でも来られるようにスロープが用意されていました。
そのため、森の中と言っても、歩きやすいルートでした。
【バリアフリーが進んでいます!】
しかし、それもバリアフリーコースを外れるまで。バリアフリーのエリアを外れてからは、階段状になった岩をせっせと登ります。そのため、しっかりとした歩きやすい靴で来ることをオススメします。
幸い、私が普段はいているのはスニーカーなので、なんの問題もありませんでした。
数多くある岩たちは、様々なものに見立てられて紹介されています。自然が作り出す不自然な造形が、また面白い世界です。
【ヒグマ岩】
【悟空岩】
【守り猫の岩】
山の上の方までくると、大パノラマが広がっていました。
最北端の辺戸岬を見ることもできます。
【山の上からみる大パノラマ】
そして、山の岩壁を見てみると、そこにはたくさんの「ソテツ」が生息していました。ソテツは、中学校ぐらいの理科でよく出てくる植物で、裸子植物の代表として登場しますが、私はこの時初めて実物を目にしました。
【岩壁とソテツ】
大パノラマ、様々な岩、様々な植物を目にして、私はすっかり沖縄の虜になっていました。
頂上から下山し、再び森の中を通って入り口のあたりに戻ってきてから、最大のガジュマルを見に行けるという情報を入手したので、バスを途中下車し、ガジュマルを目指しました。
バスを降りて森の中を少し歩くと、そのガジュマルの木は見えてきました。
天を覆いつくすように広がる緑の天井、大地にしっかりと根差した幹。
大迫力のガジュマルを下から見上げると、自分の視野に入れることすら難しいほどの大きさでした。
【大迫力のガジュマルの木】
沖縄の土地のエネルギーをしっかりと吸収したガジュマルは、神々しいほどの気配を放ち、存在感を示していました。
私たちはそんなガジュマルの木を後にし、いよいよ、沖縄本島の最北端の地から帰還することにしました。