【C#入門】1-2.C#の歴史

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C#とは

C#は(C Sharp)マイクロソフトが開発している言語で、「アンダース・ヘルスバーグ」という方が設計した言語です。
とても重要な点として、「.NET構想」で作成された「.NET Framework」と共に開発されたことです。これにより、環境に依存しないアプリケーションの開発が行えるようになっているのです。

.NET Frameworkについて詳しく知りたい方はコチラ!(工事中)

C#の開発には、「Visual Studio」という統合開発環境を利用します。Visual Studioは、C#を開発するために必要な様々な便利な機能を持っている高機能なアプリだと思ってもらえれば大丈夫です。

さて、C#は2002年1月にリリースされてから、今日まで進化を続けている言語です。
そのため、バージョンも上がっていますし、開発環境のバージョンも上がっています。
基本的に、最新のものを利用すれば良いですが、仕事で開発をやっていたりすると、お客さんの環境にリリースしているアプリケーションが古いバージョンのものだったりしますので、それぞれのアプリケーションに適した環境で開発を行う必要があります。

本サイトでは、「Visual Studio2019」を利用して進めていきます。
代表的なバージョンを一覧で載せておきます。

C# .NET Framework Visual Studio リリース時期
1.0 .NET Framework 1.0 2002 2002年1月
2.0 .NET Framework 2.0 2005 2005年11月
3.0 .NET Framework 3.5 2008 2007年11月
4.0 .NET Framework 4 2010 2010年4月
5.0 .NET Framework 4.5 2012 2012年8月
6.0 .NET Framework 4.6
.NET Core 1.0
2015 2015年7月
7.0 .NET Framework 4.6.2
2017 2017年3月
7.1 .NET Framework 4.7
.NET Core 2.0
2017 2017年8月
8.0 .NET Core 3.0 2019 2019年9月

C#誕生までの歴史

C#のプログラムの原型になっているのは、世界で最も利用されていると言われている「C言語」という言語です。
このC言語が、大規模な開発に耐えうる言語ではなかったので、「オブジェクト指向」などの開発手法を取り入れた「C++」という言語が開発されました。

そして、このC++を元に、「.NET Framework」の上で動作する、より改良を加えた言語をマイクロソフトが開発しました。「C#」の誕生です。

一説によるとこのネーミングは、「C++++」(C++のさらに改良版)という意味で、この「+」4つが組み合わさって「#」の形になっていると言われています。

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